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変圧器

変圧器の外観写真

油入式変圧器

もっとも一般的に普及している変圧器です。

変圧器本体が、絶縁油の入ったタンクに収納されており、絶縁性能が高く冷却性能も優れています。他変圧器と比べ、安価で耐熱負荷性能があり、熱に強く騒音も小さめですが、重量やサイズが大きくなってしまうため、設置スペースの確保が必須になります。

また、タンク内が絶縁油で満たされているため、可燃性があるため火災予防条例により、固定消火設備の設置を指導されることもあります。

油入自冷式変圧器

油の対流により放熱する冷却方式です。

ファンなどが付かず、ラジエーターによる自然冷却方式なので、構成が簡易で運用上は絶縁油の品質と寿命だけを考慮すればよいので、ランニングコストが小さいのが特徴です。

油入風冷式変圧器

大規模・大容量の変圧器の場合に採用される変圧器です。

タンクのラジエーターなどの放熱器に換気ファンを設置し、風を送って強制冷却する方式です。 冷却性能が自冷式と比べ高く、変圧器の能力を向上させることができます。

(油入自冷式と比較して、約20~30%ほど能力向上が見込めます。)

ただし、換気ファンを運転させるための消費電力がランニングコストとして発生する点と、メンテナンスや清掃、長期間使用した場合のオーバーホールの実施等が必要になるため、点検コストも発生する点を考慮する必要があります。

製作可能範囲
単・三相 100V~6kV、電流値:MAX500A、MAX500kVA

乾式変圧器

油入式変圧器と違い、絶縁油を使用しない変圧器です。小型で軽量化が可能であり、絶縁油が入っていないため、火災の心配が少なくなります。

冷却方式は油入式と同じく、自冷型と風冷型があります。

弊社では、耐熱クラスA、B、H種にて製作します。

製作可能範囲
単・三相 200~440V、MAX200kVA

試験用変圧器

耐電圧試験、絶縁耐力試験等に用いられる変圧器です。比較的に容量は小さく、二次側が高電圧のため油入式変圧器が多いです。(高い絶縁強度が必要な為)

特殊な長時間試験を除き、一般的には短時間で使用されることが多いため、他の変圧器と比べて温度上昇を考慮にいれる必要がありません。

また、電圧を可変させるため、誘導電圧調整器、又はボルトスライダー等と組み合わせて用いられます。

製作可能範囲
単相 出力パルス電圧 20kV~200kV 電流MAX1000A MAX100kVA
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